2学期末の保護者面談(三者面談)
2学期末には、保護者面談(三者面談)があります。
その時の資料として学年に配布したものです。そのまま再現します。
「7つのポイント」と書きましたが、この中の一つでも、1学期よりも進歩できたことがあれば、よいのです。
そのことを自信にしてほしいと思います。
・2009/12 保護者会資料
2学期の生活と学習をふりかえり、冬休み・3学期、自分を伸ばそう!
早いもので12月、師走です。
2学期も仕上げの時期です。
残暑の9月から富士山がすっかり雪化粧した12月まで、4カ月。2学期はいちばん長い学期です。
体育祭・文化部発表会など(合唱祭はこれからですが)の行事や毎日の生活・授業のなかで、自分のよさをどれだけ発揮できたでしょうか。
どれだけケジメのついた生活ができたでしょうか。
自分の生活と学習をしっかりふりかえり、プラス面とマイナス面を明らかにして、これからに生かしていくことが大切です。
そして、冬休み~3学期を、自分を鍛え、成長させるチャンスにしましょう。
自分をふりかえる7つのポイント
- 生活のリズムをくずさず、ケジメのある生活ができたか
朝早くちゃんと起きる~朝食~歯磨き~排便~昼食~帰宅~夕食~歯磨き~就寝、という基本的な生活をくずすことなく、どれだけきちんとできたか、ふりかえりましょう。
不規則になって、生活リズムがくずれていたら、できるところから一つずつつくっていきましょう。
生活リズムの確立は、すべての土台ですからね。
- 授業・勉強にどれだけ本気になって取り組んだか
中学生の本業は、いうまでもなく勉強です。
毎日の授業にどれだけ集中して真剣に取り組みましたか。
私語があった、チャイム着席を守れなかった、忘れ物が多かった、提出物の未提出があった等、イイカゲンさや気のゆるみがあったら、それは、自分の弱点として、なんとしても克服しなければなりません。
- 行事でどれだけ自分のよさを発揮することができたか
2学期は大きな行事がありました。どの子にも必ず、その子ならではの〝よさ〟や〝得意〟があります。
行事は、そのよさを発揮するチャンスです。
体育祭・文化部発表会・合唱祭で、きみはどんな活躍をしましたか、どんな役割を担いましたか。
やりとげたことを、大きな自信にしましょう。
- クラスの仕事・活動で自分の力を出せたか
係の仕事・清掃など毎日のクラスの活動で、どれだけ力を出せましたか。
学校生活の主たる舞台はクラスです。一人ひとりが持てる力を出し合って、クラスは成り立つのです。一人ひとりの働きがクラスを支えているのです。
2学期、きみはクラスの中でどんな役割を担いましたか。
- 家族の一員として、家の仕事の責任をはたしたか
家族の一員として家の仕事を担うことは、あたりまえのことです。フロ掃除、玄関掃除、食器洗い、ゴミ出し、犬の散歩… 家のなかできみの役割は何ですか。その責任をはたすことができたでしょうか。自分の仕事が決まっていなかったら、積極的に「ぼく(わたし)が、コレやるよ」と仕事を引き受け、家族からも頼られる存在になりましょう。
- 部活動や習い事・趣味で、自分をどれだけ成長させることができたか
好きなことに熱中することは、自分を成長させるために大切なことです。
部活動に積極的に参加して、あるいは、習い事や趣味に打ち込んで、自分をどれだけ伸ばすことができたでしょうか。
できたことをおおいに自信にしましょう。
- ホンモノの友人関係をどれだけ築くことができたか
きみたちほど、友達の存在が大きく物を言う年代はないでしょう。中高生時代には、
ホンモノといえる本当によい友人関係をつくりたいものです。
ホンモノとは?
それは、暴力や力の強さで結びついたり、表面的なことだけで取り繕ったりする友達関係ではなく、心の底から信頼でき、人間らしいあたたかさときびしさのある関係です。
いいことは「イイ」、わるいことは「ワルイ」とはっきり言える、本当に思っていることを言える関係といってもよいでしょう。
そういう友達はなかなかできないものです。いますぐにできなくてもいいんです。まず、どういうことがホンモノかと気がついていくことが大切です。
そういう友達は、クラスのなか、学年のなか、部活動のなか等で、いろんな活動をいっしょにやりながら、発見していくものです。
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