行事の実践2
体育祭㊦2
体育祭をふりかえって2
指導部(リーダー集団)を中心に自治的に取り組み、3-1が到達した新たな峰
競技の練習
ブロック活動で練習した種目はおもに、大縄跳びとムカデ競走。競技長が、ストップウォッチを見ながら、2種目が同じ時間練習できるようにしました。
大縄跳びの練習終了時刻になると、「大縄の練習を終わりにしてください」と指示します。
休憩をとって、「むかでの練習を始めてください」と。
大縄跳びでは、縄をまわす人が、まわす速さはどのくらいがいいか、縄の張り具合をどのくらいにしたらよいか、並び方をどう工夫したらよいか、試行錯誤を重ねました。そして、みんなに「声を出して!」と要求しました。男子はいちはやく声が出るようになり、跳ぶ回数を増やしていきました。女子はなかなか声が出なかったためにみんなの息がそろわず、なかなか回数を増やせませんでした。でも男女混合で1分間に10回も跳べるようになりました。
全員リレーは、ブロック長・体育委員を中心に走順を工夫して、バトンパスの練習もしました。
競技の練習や作戦・工夫もすべて、リーダーたちを中心にみんなで話し合って練習を進めていきました。
応援
2分間の種目応援。夏休みの初めの頃、応援係の人たちがそのプログラムをつくりました。応援団長の藤沢くんを中心に夏休み中から練習、大きな声が聞こえてきました。3年生がいいっしょうけんめい大きな声を出すので、1・2年生も頑張ります。
1年4組と2年1組へ出張練習に行って、1・2年生にも火がつきました。
1・2年生の中から、「来年、応援団長をやりたい!」ともう名乗りを挙げている子がいるそうです。応援団長の影響力はすごい!
仕事
青ブロックは、得点板係・出発決勝係の仕事を担いました。
得点板は、教室に残っていた人が自主的にゴムを全部付け換えました。
出発決勝係は、仕事長が役割分担を決め、当日もしっかり仕事に行くように指示していました。
応援で飾る看板づくりも、いっしょうけんめいやりました。毎日自主的に教室に残って、大きな段ボールに絵を描きました。前日までに完成するように見通しをつけ、土曜日も学校に来て描きました。ペンキだらけになりながら、素晴らしい絵を完成させました。完成後、仕事長が言った言葉が素晴らしい。
「みんなのおかげで、絵が完成しました。ありがとうございました」
新聞を6回発行
牧田さんと入沢さんが立候補して、ブロック新聞づくりを担当してくれました。
私が「こんなふうに新聞を書いて!」と頼むと、「わかりました!」と、すぐに見やすい工夫した新聞を書いてくれました。10日間で6回も発行できました。
素晴らしい!
3年1組の真価
体育祭すべての面で、リーダーたちを中心に自治の力が発揮され、自分たちでつくっていったこと、これは3-1の到達点を示しています。
この到達点が、体育祭だけではないということに大きな価値があります。授業に集中すること、係活動をやりきることにも自治が貫かれていることに、3-1の真価が現れていると思います。
〈3-1のよいところ〉
☆幾人かの先生から、「1組はホントによく授業に集中している、先生の話をちゃんと聞いている。そして、切り替えが早いので、授業がよく進みます」と言われました。すばらしいことです。
☆28日は思いがけない休校になりました。KGノートを見たら、多くの人が中間テストに向けて、4時間、5時間、6時間…と家庭学習に取り組んでいました。よくがんばってますね。素晴らしい!
(「3年1組学級通信№80」 2010.9.30)
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