いじめ問題に取り組む(6)
〝いじめ〟について考える～ドラマ「３年B 組金八先生」」を見て～
◇いじめなんてあってはいけないと思う。
「死」ということは、とても大きいことであって、簡単に「死ぬ」とかいってはいけないことだと思う。
世の中には核兵器やいろいろ恐ろしいものがあるけれど、「いじめ」というのは、へたをするとそんなものより身近で恐いもののような気がした。
◇ドラマを見ていて、泣きたくなった。ロールプレイをしている時、「何で誰も止めないの？」と
思ったけど、きっと自分も、ああいうふうにロールプレイをして見ている立場だったら、止めるこ
となんてできないと思う。
金八先生が、手帳の「忘れられない生徒」を読んでる時、「ああ、なんて人数の子が死んでいる
ことか」「もうやめてほしい」そう思ったけど、ドラマの中のある男子生徒が「続けてください」
と言ったとき、「そうだ。聞かなくちゃいけない。
たとえ耳をふさぎたくなるような内容でも、聞
かなくちゃいけないんだ」と思った。……
◇イジメはすごくいけないと思う。
いじめてる人がいじめられてる人にいれかわったりとかしたら、どれだけ自分が悪いことをしているかが分かると思う。
人それぞれちがう家庭で育ってるんだし、学校みたいな集団生活の中でやり方がちがってしまうのは当たり前だから、そういう相手のやり方とかでイジメるのはいけない。
◇いじめている人は、いじめられている人のことを考えていないから、ひどいことができる。
ビデオを見て、いじめられている人、いじめている人、両方の気持ちがわかった気がする。
体に受けた傷は治るけど、心の方はずっと残って最後に死んでしまう。
命や仲間を大切にしなければならないことがよーくわかった。
◇いじめている本人は、ゲームや遊びぐらいにしか思っていないと思う。
だけど、このビデオを見て、いじめられている人の心は、死にたいと思うぐらい悩んでいると思った。
◇私はこのビデオを見て思いました。
「いじめはよくない。人を殺しちゃいけない。私がいじめられたらどうしようと思いました。「いじめられたらすぐに先生に言おう」とすぐ思いました。
「いじめはよくない。人を殺すのはよくない」と、金八先生は思ったのか、３年B 組の生徒もそう思ったのか、みんな反省していました。
もし死んだら、親も先生もかわいそうだと思いました。
いじめているのに、なんで見て見ぬふりをしているのか、私にはわかりませんでした。
いじめられているのがかわいそうだった。
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