クラスづくりの3要素=班・リーダー・討議
・班
班は、日常生活を営む基礎的集団です。
私が担任したクラスは、35~40人程度のクラスでしたので、6~7人程度の班に分け、係活動や学習に取り組みました。
クラス(学級)は班の連合体です。
・リーダー(集団)
民主的な集団を形成するには民主的なリーダーが必要です。
教師は、民主的なリーダーを育てなければなりません。
学級委員(中央委員)会は。
生徒会組織の議決機関であり、学級委員はクラスの代表者です。
私は、学級委員と班長をクラスのリーダー集団(指導部)と位置付けました。
大きな行事に取り組むときは、それぞれの行事の指導部を新たにつくります。
学級委員(男女1名ずつ)班長(男女1名ずつ)は、立候補を募り、クラス全員による選挙で選ばれます。
学級委員と班長は兼ねることができ、実際多くの場合兼務していました。
日常的には、学級委員と班長で構成する〝班長会〟が存在します。
班長会は、学級総会で決めたことを実行する指導部であり、そのための打ち合わせ会議も〝班長会〟と呼びます。

・討議
クラスの最高議決機関は、学級総会です。
クラスの活動目標など、クラスにとって重要なことは学級総会で決めます。
前に書きましたように、例えば、係とその方針を学級総会で決めます。
その係活動が学級総会で決めたように実行されているか、日常的に評価・批判していきます。
そういう日常的な討議の場が〝帰りの会〟です。
日常的な指導部の打ち合わせ会議を班長会といい、私は帰りの会の後、よく1~2分間でやりました。
クラス全体として方針が達成されたなら、クラス集団を高めるために、学級総会を開きそれまでの活動を総括し、新たな活動目標を決めます。
クラスの目標が達成されたか、あるいは、いまの班体制ではクラスが前進しないと学級総会で判断された場合は、学級総会で班の組織替え(「班替え」と呼びます)を決め、新たな班体制を築き直します。
クラスにとって、班替えの学級総会は、最も重要な会議になります。
学級総会の議長は、はじめは教師が行い、クラスの自治が高まった段階で生徒に譲っていく(勝ちとらせていく)のが理想ですが、私の力量では残念ながら1年間の取り組みのなかでそこまでできたことはありませんでした。
3年間クラス替えがなかったり、2年生~3年生はクラス替えがなかったりする学校もあるようです。
クラス替えせず2~3年生同クラスを提案してみたことがありましたが、けんもほろろでした。
リコールについても教えます。
係でも学級委員でも班長でも、ちゃんと仕事をしなかったり、横暴を働いたりしたらやめさせることができます。
3学期になって、先生議長をリコールし、生徒議長が実現するところまでクラスの自治が高まれば良かったのですが、かないませんでした。
班〔group〕・リーダー(集団)〔leader(s)〕・討議〔discussion〕のどれ一つ欠けてもクラスづくりはできません。
この3要素をいかに育て発展させるか、常に考えていました。

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