3学期のクラスづくり
3学期は、プラスワン!
3学期は、〝終わりと同時に始め〟ですから大事なのですが、最も短い学期です。
これもできなかった!あれもできなかった!…と考えると思いますが、欲張りは禁物です。
多くのことはできません。中学3年であれば、多くの生徒が高校受験を迎え、猶更です。
ここは、一つだけでいい、少しよくしてフィニッシュにしようと割り切った方がいいと思います。
私は、3学期が重要だという話をしたうえで、〝3学期はプラスワン〟で行こうと強調します。
2学期まで築いてきたことに、何か一つプラスしよう!と。
一点集中でやりきって、達成感を共有し、〝終わりよければすべてよし〟にしたい。
それを自信に、4月からの新学年・新学期につなげていきたいですね。
中2を担任したある年は、全員に「3学期の目標は何にしたらよいか」アンケートを行い、それを基に学級総会で話し合い、「私語をなくし、発言をふやし、授業に集中すること」をクラス目標にしました。
この年のように3学期は、子どもたちの気持ちが授業・学習に向かったことが多かったですね。
夢売り
金子みすゞ
年のはじめに
夢売りは
よい初夢を
売りに来る。
たからの船に
山のよう
よい初夢を
積んでくる
そしてやさしい
夢売りは
夢の買えない
うら町の
さびしい子等の
ところへも
だまって夢を
おいてゆく
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