実践

自治をめざすクラスづくり(21)

褒める⑤

褒め方いろいろ

褒めることは本当に大事です。問題は、いつどのタイミングで、どう褒めるかです。

それを理論化することはできると思いますが、私はほとんど、いや全く理論的に考えることはしませんでした。「これは褒めよう」「褒めなくちゃ」と直覚したことを、直覚した褒め方で褒めるだけです。と思いながら、「褒め損なった!」とタイミングを逸したこともしばしば。

褒め方を、どうするか?

A:名前を出してみんなの前で褒めた方がいいか?

B:名前を出さないで褒めた方がいいか?(自分が褒められていることはわかるわけですから)

C:学級通信に書くだけにしておいた方がいいか?

D:廊下などで、立ち話でサラッと褒めた方がいいか?

E:時間をとって語った方がいいか?

F:班を褒めた方がいいか?

G:クラスぜんたいの〝タカラ〟として褒めた方がいいか?

H:班長会で褒めた方がいいか?

I : 本人を直接褒めるのではなく、間接的に褒めた方がいいか?

J : A~Iのどれかを組み合わせるか?

褒める内容、褒める子どもや集団によって、どう褒めるかを決めなければなりません。

感動が冷めないうちに褒めたいという思惑もあります。

どれを選択するかは、理屈ではないような気がします。

冬が嫌いな君へ

君は冬が嫌いなんだってね

寒くてもの淋しいからね

君は春が好きなんだってね

ポカポカと ウキウキするものね

僕はでも冬が好きなんだよ

冬はまず星空がきれいだ

あまりにきれいすぎるから 誰も冬の空を見ることはない

冬は次に中途半端がきらいだ

きびしい寒さは いいかげんな暖を吹きとばす

本当にあたたかくないと あたたかくない

冬は第三に僕を鍛えてくれる

これでもか これでもかと向かってくる

背筋をピンとしていないと自分を失ってしまう

 

きれいではっきりしていて 身の引きしまる

僕は だから冬が好きだ

                 (作者不詳)

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