褒める⑤
褒め方いろいろ
褒めることは本当に大事です。問題は、いつどのタイミングで、どう褒めるかです。
それを理論化することはできると思いますが、私はほとんど、いや全く理論的に考えることはしませんでした。「これは褒めよう」「褒めなくちゃ」と直覚したことを、直覚した褒め方で褒めるだけです。と思いながら、「褒め損なった!」とタイミングを逸したこともしばしば。
褒め方を、どうするか?
A:名前を出してみんなの前で褒めた方がいいか?
B:名前を出さないで褒めた方がいいか?(自分が褒められていることはわかるわけですから)
C:学級通信に書くだけにしておいた方がいいか?
D:廊下などで、立ち話でサラッと褒めた方がいいか?
E:時間をとって語った方がいいか?
F:班を褒めた方がいいか?
G:クラスぜんたいの〝タカラ〟として褒めた方がいいか?
H:班長会で褒めた方がいいか?
I : 本人を直接褒めるのではなく、間接的に褒めた方がいいか?
J : A~Iのどれかを組み合わせるか?
褒める内容、褒める子どもや集団によって、どう褒めるかを決めなければなりません。
感動が冷めないうちに褒めたいという思惑もあります。
どれを選択するかは、理屈ではないような気がします。
冬が嫌いな君へ
君は冬が嫌いなんだってね
寒くてもの淋しいからね
君は春が好きなんだってね
ポカポカと ウキウキするものね
僕はでも冬が好きなんだよ
冬はまず星空がきれいだ
あまりにきれいすぎるから 誰も冬の空を見ることはない
冬は次に中途半端がきらいだ
きびしい寒さは いいかげんな暖を吹きとばす
本当にあたたかくないと あたたかくない
冬は第三に僕を鍛えてくれる
これでもか これでもかと向かってくる
背筋をピンとしていないと自分を失ってしまう
きれいではっきりしていて 身の引きしまる
僕は だから冬が好きだ
(作者不詳)
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