実践

自治をめざすクラスづくり(53)行事の実践3 合唱祭

行事の実践3 合唱祭

                            2年7組編⑯

 合唱祭 目標はどれだけ達成できたか

 (2)「みんなですぐれた文化をつくりあげる」という目標について

アンケートの記述から 

△とてもすばらしい文化ができたと思う。今年は、昨年よりさらに高度な合唱ができてよかった。年々すばらしくなっていくなあ。

△これはもうGoodなのではないでしょうか…。みんなで頑張って練習したという印がもらえたんだもん! ステージでは、みんな力を出しきったし、よかったよかった。

△いままでないないほど水準が高いので、目標達成だと思う。

△うちのクラスのすぐれた文化は、もう合唱祭の練習をしたときから始まっていたと思う。

そして、本番で歌って、みんなでちゃんとしたかんぺきなすぐれた文化をつくりあげたと思う。  

△A中学校のすぐれた文化に、合唱の文化が加わって、いっそうA中学校の文化が高まったと思う。

△できたと思う。合唱という一つのものをみんな一生懸命やっていたと思う(今年は去年よりも)。それに今年の合唱祭は、例年になくレベルが高かったらしいし…。

△みんなで一生懸命やったので、文化をつくりあげられたと思う。

△すばらしい文化がつくりあげられたと思う。年々レベルが高くなってきたと感じられるほど、すばらしい合唱祭だったので、みんなですぐれた文化をつくりあげたと思う。

△合唱祭は、とてもよいものになったと思う。

△今年戦後50年として、合唱祭もいままでにないレベルの高い合唱祭…つまり、すぐれた文化ではないけれど、それに近いことになったのではないでしょうか。

△合唱祭は、一人一人が協力しあってできた大会だから、みんなですぐれた文化をつくれたと思う。

△みんなでしっかりと歌ったことが、すぐれた文化だと思います。

△今年は、去年とくらべると、どのクラスも上手かったと思う。だから、すぐれた文化をつくりあげることはできたと思う。

                  (「2年7組学級通信№151」1996,1,25 より)

合唱祭の教訓は何か

それを生かすことができるか

合唱祭のとりくみをふりかえって、その総括をしました。そこから引き出すべきことは何 でしょうか。

アンケートでも多くの人が書き、総括でも確認されたことは、

「はじめは、私語が多かったり、ふざけている人がいたりした。しかし、指導部がいいところやわるいところについて話し合い、注意しあっていくうちに、みんなの集中力が高まり、さいごにはみんなの心をひとつにして歌うことができた」

「〝これでいい〟と現状に満足してしまうのではなく、〝もっとよくしよう〟と、つねに高い目標をめざした」

ということですね。

 ところで、7組には今、どんな課題があって、みんなはそれをどうしようと思っているのでしょうか。

 まず、リーダーたち(班長・学級委員…)は、その課題にどうとりくんで、7組をどんなクラスにしたいという〝ユメ〟をもっているのでしょうか。

 そして、一人ひとりはその課題について、どうおもっているのでしょうか。

 一人ひとりが何をどう思っているのか出しあいましょう。

 一人ひとりが何をどう思っているのかきいてみましょう。

 〝これは大切なことだ〟〝これはいいことだ〟ということを、どんどん提案しましょう。

 〝こうしよう〟〝こうしたらいい〟ということを、リーダーたちは話し合って、提案しましょう。

 合唱祭の教訓を生かさなきゃ…

                (2年7組学級通信№150」1996.1.24 より)

合唱祭 2年7組編 おわり

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