行事の実践3 合唱祭
特別な曲を選んだクラス(3)
高い峰をめざすこと・子ども達の可能性を信じることの大切さ
3年1組(2010年度)が選んだ「あの空へ~青のジャンプ~」㊥-2
合唱祭クラス合唱曲「あの空へ~青のジャンプ~」
素晴らしい合唱になってきました!!
15日(金)の練習には、O先生が聴きに来てくれました。「素晴らしい合唱で感動しました。ずっと聴いていたいと思いました」と感想を述べてくれました。
詩にたいするみんなの気持ちも入り、感動的な合唱になってきました。
そして何より、みんなが楽しそうに歌っているのが、素晴らしい。
歌っている自分が、〝自分たちでこんなに歌えた!〟〝自分たちでやりとげた!〟〝みんなでいっしょうけんめい楽しく歌った!〟という達成感ができれば充分です。
本当に感動的な合唱になれば、歌っている自分たちも感動して鳥肌が立つ。(「鳥肌が立つ」という言葉は本来、恐怖などで総毛立つ、という悪い意味で使われた言葉ですが…)
それぐらいにしたいですね。d
(「3年1組学級通信№97」2010.10.18 より)
合唱祭 中間発表会 ~10/20~
どのクラスもがんばっています!
1組も声がよく出ていて、
バランスよいきれいなハーモニー…いい合唱でした!
〔音楽のT先生から〕
*出だし「そらをー…」はやわらかく!
*ソプラノ…高い音がんばっていた! 伸びのある高い声を出そう!
*細かい音符をていねいに歌おう!
*フレーズごとの強弱のバランスを工夫しよう!
*p→fのもっていき方を工夫しよう!
*強弱のメリハリをつけよう! 「Jump Up!」→もっと力強く!
*手拍子 → もっと楽しく、笑顔で!
〔他の先生方から〕
*各パートがしっかりしていました。
*男声パートの土台がしっかりしている。
*のばす所、きる所がきちんとできていて、メリハリがありました。
*手拍子は、見ている方も楽しくなりました。
*とてもきれいにハモっていました。きれいです。CDのようでした。
ところが、指揮者や伴奏者は、厳しい見方をしています。
「ダメでした。みんな、緊張していて、元気がなかった!?」
たしかに、手拍子も硬かった。教室で練習している時のようにノッてなかった。みんなの表情も硬かった。
適度な緊張はもちろん必要ですが、「自分たちの合唱をお客さんに聴いてもらうんだ!」とワクワクする気持ち、「自分たちの合唱を、3-1の団結とパワーを、聴いてもらうんだ、見てもらうんだ!」という自負と誇りをしっかりもちたいですね。
中間発表を聴いた、音楽のT先生からのアドバイス。
合唱委員・指揮者・伴奏者が、それを聞いて、どうしたらいいか考えましたが、どうしたらよいか、よくわかりません。
そこで、昼休みに合唱委員・指揮者・伴奏者が職員室へ行き、T先生に
「先生に言われたところをよくしようと思うのですが、どうしたらよいかわかりません。きょうの6時間目後半、〝夢の庭〟(そういう名の部屋)で練習しますので、指導していただけませんか」とお願いしました。
その熱意に応え、T先生が6時間目に来てくださり、指導してくれたのです。
私はその時間、(体育祭で同じ)青ブロックだった1年4組と2年1組に合唱の応援に行っていたのですが、〝夢の庭〟に戻ってくると、指揮者・伴奏者が
「よくなりました。スゴイです!
「T先生に指導してもらって、すごくよくなりました!」
と、喜んでいます。
私が、「聴かせて!」と言うと、歌ってくれました。
出だしの「空を駆ける鳥たちも~」の女声が、やわらかく、しかもしっかりとした力のある声に変わっていたのです。
「Jump Up!」。「Up!」にアクセントが効いた、力強い響きに変わっていたのです。
「さよーなら さよなら もういくね ありがとう ありがとう わすれなーい」のつながりも、よくなりました。
フィニッシュの「Jump Up!」も、パワーアップして、よくなりました。
T先生に、
「先生、ありがとうございました。おかげさまでよくなりました」
と、お礼を言いました。
そうしたら、T先生は
「1組の子たちは、私が言ったことをちゃんと受けとめ、よくしようと努力し、要求したことができるようになる。1組の子たちは、そういう能力をもっていますね!」
と、言ってくださいました。
ありがたいことです。
合唱委員・指揮者・伴奏者が、3-1の合唱をもっとよくしたいという熱い思いから始まっったことです。
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