子どもが主人公の学校に!(16)
みんなで決めて、みんなで守る(実行する)!
〝子どもが主人公〟とは、子どもたちが自分たちで決めて、それを子どもが自分たちで実行する、ということです。自分たちで決めたからこそ、自分たちで守れるのはないでしょうか。
自分たちで決めたからこそ、それをやりきろうという気持ちになれるのではないでしょうか。
他人に決められたことを守れ!という受け身の姿勢では、子どもたちの主体性は育たないのではないでしょうか。
ですから、自分たちでやることを、自分たちで決めることが何よりも大切だと、私は考えます。
〝自分たちで決める〟ということは、〝自分たちで話し合って決める〟ということです。
ある行事を行うためには、その原案が作られなければなりません。
原案を子どもたちが作るのが理想ですが、原案づくりは難しい仕事です。
教師が原案を作ることはあり得ることです。
しかし、教師が作った案でも、その原案について質問を出し、意見を出して、賛否を決めるのは子どもたちです。
場合によっては修正案も出します。
全校の行事なら、原案について各クラスで話し合います。
各学年5クラス、全校15クラスなら、過半数の8クラス以上の賛成で決定します。
私の経験では、どの行事も全会一致で決定しました。
修正案が出され、可決されたこともありました。
自分たちで話し合って、原案を修正できるという経験も重要です。「自分たちで変えられる!」
2013年に実施された〝3年生を送る会〟の原案が保存されていましたので、そのまま示します。
どのような討議がなされたかは、記録がのこっていませんが、この行事は生徒会主催の行事なので、生徒会本部が提案し、提案のための学級委員会~学級討議のために3日間~議決のための学級委員会、という流れになっています
(※タイトルの「2013年度」は「2012年度」の誤りだと推察されます)

2013年度 3年生を送る会 (案) 2013年1月18日 生徒会本部
1. 現状分析
全体
〇全体的に落ち着いて毎日の生活を送っている。
〇3年生を中心に体育祭を立派にやり遂げた。
〇各クラス、自分たちで練習に取り組み素晴らしい合唱ができた。
1年生
〇279スペシャルで、仕事のことなどを学んだ。
〇授業中の発言が多い。
△ 授業中の私語が多い。
△ チャイム着席が守れていないことが多い。
△ 不要物をもてきている人がいた。
2年生
〇キャンプを、リーダー中心に自主的にやり遂げた。
〇チャイム着席をちゃんと守って
〇授業中発言が多いクラスがある。
〇授業中私語のないクラスがある。
〇職場体験の準備を進めている。
△ 授業中私語が多いクラスがある。
△ 授業中発言が少ないクラスがある。
• 〇受験に向けて授業に集中している。
〇体育祭ではリーダーシップを発揮して、1,2年生をよく指導してくれた。
〇合唱祭では、迫力のある素晴らしい合唱を聞かせてくれた。
〇部活動でも、上級生としてすぐれた指導力を発揮してくれた。
2. 目標
- 1・2年生は、いままで行事や部活動などで多くのことを学びお世話になった3年生を送り励ます。
- 1・2年生は、みんなで力を合わせて優れた文化をつくりあげ、来年度に向けて自治の力を高める。
- 3年生は、卒業にあたり中学3年間の総決算として、優れた文化をつくりあげ、下級生に示す。
3. 期日 2013年3月1日(金)5~6時間目
4. 場所 体育館
5. プログラム 司会(生徒会本部)
- 開会の言葉 (生徒会本部)
- 生徒会長の言葉
- 校長先生のお言葉
- 1年生の発表 … 学年合唱と群読
- 2年生の発表 … 学年合唱と群読
- 3年生の発表 … 学年合唱と群読
- 教頭先生のお言葉
- まとめ (生徒会長)
- 閉会の言葉 (生徒会本部)
6. 日程
1月18日(金) 学級委員会
1月21日(月)~23日(水) 学級討議
1月23日(水) 学級委員会
1月24日(木)~ 各学年の活動(練習)
2月28日(木) 前日準備

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