子どもが主人公の学校に!(21) 卒業式を変える(4)
卒業生が主役の卒業式をどう創ったか ②
~2014年3月のA中卒業式~
みんなが感動し、心に残るような卒業式にしたい。
感動する最高の卒業式にしたい。
先生や両親を感動させたい。」]
みんなの心に残る式(歌で圧倒させる)式にしたい。……」
学年合唱曲を決める
「こんな卒業式にしたい!」という子どもたちの意見表明が、子どもたちの大きな合意になり、
自分たちが卒業式をつくるという出発点になったのだと思います。
子どもたちが選んだ合唱曲も、3曲ともいままでのレパートリーにはない曲を選び(東日本大震災で歌われた「故郷」、「友」、「あなたへ」)。
さらに、先生がたには〝サプライズ〟で最後にもう1曲「WE ARE THE WORLD」を合唱するという〝離れわざ〟をやってのけるのです。

この曲は学年主任のH先生が英語の授業で取り上げた曲だったのです。
校長の了承が必要だと考え、代表の生徒が私に「校長先生に了承してもらえるように頼んでほしい」と言ったのです)プログラムには無かったので、私は校長に「子どもたちが最後にもう1曲「WE WRE THE WORLD」を歌いたいと言っています。5分ぐらい延びますが、いいですよね。子どもたちは、朝早く来て練習する、と言っています。」とお願いしました。
校長もその気持ちを汲んで、「いいですよ」と快く承諾。
歌は決まりました。
しかし、高校入試が終わるまでは、練習時間が取れません。高校入試が終わって2週間ほどで、合唱と群読の練習をし、創り上げなければなりません。
合唱の練習ができるように、各パート練習のためのCDとラジカセ、楽譜を準備しておきます。
群読の詩をつくるために(1)
群読にする詩をつくらねばなりません。
群読に入れたい言葉を全員に書いてもらいました。3年間の思い出を綴っていくので、3年間の出来事を項目に分け、それぞれに入れたい「言葉」を書いてもらいました。
次は、その抜粋です。
《入学式》
- 私たちは希望を胸にA中学校に入学した
- 不安と緊張
- 期待と不安でいっぱいだった
- 緊張したけど、ワクワクした
- 初めての制服、みんなと同じ服を着て、小学校と違う
- 友達ができるか心配だった
- ドキドキ、ワクワク、新しい生活
- 先輩たちの合唱がすごかった
- これから始まる新しい生活をとても楽しみに感じた
- はじめて会う友達、はじめて会う先生
- 新しい友達ができた
- 新しい制服、新しい教室、新しい友達

コメント