教育情勢

先生がいなくなる!?

3月19日の深夜、日本テレビ系列の番組「ドキュメント‘23」をみました。衝撃のタイトル「先生がいなくなる」

教員の長時間過密労働の実態をとりあげました。

教員の長時間過密労働

「こんなに苦しんでいるというのを知ってほしい。忙殺されるようなスケジュールとか、それが平然とまかり通っている…。心の余裕もないというのが苦しい。しっかり時間をとって話を聞いてあげたいんだが、じっくり子どもの話を聞けない」(20代の教員)

教師が過労死

北九州市の高校教員だった安徳誠二さんは、41歳の時に脳出血で倒れ、一度も意識が戻ることなく15年後亡くなりました。6つの仕事を抱え、時間外労働時間は月125時間を超えていました。

息子の佑さんは、教員免許を取得したものの、「怖い、自分も倒れるんじゃないか」と、採用試験を受けられずにいます。

西本先生、訴訟を起こす

大阪府の高校教員西本武史さんは、いくつもの仕事を抱えて時間外労働時間は155時間を超え、適応障害を発症。「もう限界。精神も崩壊寸前、このままでは死んでしまう」と校長に訴えましたが、何ら改善が図られなかったため、大阪府を相手に提訴。校長の注意義務違反が認められました。西本さんは今も授業の準備などのために「午前3~4時に起きたら寝坊した」と。「これから教員を目指す若い人たちや、まさに今悩んでいる、苦しんでいる若い人たちに、倒れてほしくない。(教師は)やりがいもあるし、本当に素敵な仕事だけれども、今の状況では、残念ですけれどお勧めできない」と語ります。

日本の危機

教員採用試験の倍率は年々下がり、2021年度は3.7倍で過去最低。「(教員が)授業の準備ができない、子どもと向き合えていないという意味で、本当に日本全体の危機だ。人を増やそうとしても教員のなり手がいないという状況が目の前にきている。非常に危機的である」(名古屋大・内田良教授)

1972年施行の給特法で、教員は基本給の4%がプラスされるかわりに、時間外手当や休日手当が支給されません、4%は、残業月8時間という基準です。

久永理の思い

これが、番組が伝えていたことの概要です。こんな状況の中で頑張っている先生たちが希望を持てるように、36年間公立中学校で働いてきた自分に何かできることはないか、と思います。

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