授業づくり
私は社会科の教師でした。
子どもたちが学びを自分のものにするには、子どもたちが討論し、考え合う授業にしなければなりません。
教師が一方的に話す講義調の授業から、子どもたちが討論する授業に変えていきたいと考えていました。
歴史なら、古代から現代まで100ほどの単元がありますが、まず、それぞれの単元で何を教えるのか?
何で子どもたちの心を動かすのか?
何を学ぶことに意味があるのか?
というテーマをはっきりさせなければなりません。
そのための教材研究が欠かせません。
多忙化の中で教材研究をする時間がないのが、日本の教師の悩みの一つです。

〝学期に一つ、一年間で三つぐらいは、そういう討論授業をつくろう!という目標を決めました。
そうすれば、毎年毎年子ども中心の授業を増やしていけると考えました。
あたりまえのことですが、教材研究を深め、教師自身が「おもしろい!」「感動した!」という単元では、子どもたちも「よくわかった!」「おもしろい!」「感動した!」という授業になるものです。
学級づくり
学級づくりの最終目標は、〝自治的なクラスをつくる〟ということです。
私が勤めた学校は、毎年クラス替えがあります(私は、せめて2年~3年はクラス替えしないでほしいと思っていて提案したこともあったのですが、他の先生方に「そんなの大変でイヤだ」と反対されました)ので、クラスづくりは一年勝負です。
いま住んでいる所(長野県北佐久郡)の近くの学校は、中学校3年間クラス替えがありません(学校によってちがうのでしょうが…)。
クラスは子どもたちが生活し学習する共同体ですから、私は、子どもたちが3学期にはクラスの生活を自主運営できるようにすることを目標にしていました。
前から述べているように、自治的なクラスをつくるには、班とリーダーと討議が必要です。
リーダー(班長)を育てることが重要ですが、自治が発展していけば、理論的には、リーダーが不要になるはずです。
一年間のクラスづくりでは、そこまでは高められないと諦めていました。
でも、近くの学校のように、3年間クラス替えがなければ、自治をかなりの高みにまで発展させていけるのではないでしょうか。

クラスづくりも、「ことしは、ここまでやってみよう!」と1年間に一つか二つでも新しいことにチャレンジできたらいいのではないでしょうか。例えば、「ことしは学級通信100号以上!」「ことしは、班長は立候補で決めよう!」「ことしは話し合いができるクラスにしよう!」とか。
ことしは、どんな楽しさと感動をつくりだせるか?!
ワクワクする一年がスタートします!

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